『北川漁協からの案内!』
平成22年7月18日(日曜日)
第61回通常総会を開催致しました。
出席者209名(委任状79含む)
・・権藤専務の開会宣言により開催・・ ・・議長 矢野仁祺市議会議員・・
【組合長挨拶】
皆様 こんにちは
本日はお忙しい中お集まり頂き有り難うございます。
先ほど専務よりご紹介がありました、県議会議員 河野哲也様、市議会議員 矢野仁祺様、北川総合支所長 甲斐睦央様のご臨席を賜り、本会が開催されます事を心より感謝申し上げます。
開会にあたり一言ご挨拶申し上げます。
まず初めに、総会の開催日が変更になり皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
ご承知のとおり、家畜伝染病口蹄疫の発生により、畜産関係者はもとより、県民の多くの方たちが多大な影響を受け、地域経済にも影を落としています。
官民問わず多くのボランティアの方々が蔓延防止、撲滅に努めておられます。
一日も早い終息宣言が出されるように、協力してまいりたいと思います。
さて、私たちを取り巻く北川に目を向けてみますと、21年度は降水量が少なく、水害の発生も無く良かったのですが、魚の成育には悪かったような気がします。
成育の阻害の要因の一つであります、濁水発生要因の林道・作業道の開設等により引き起こされる山の崩落や河川の変貌などの課題につきましては、各関係団体と真剣な協議を行い、善処されつつあると感じています。
また、北川ダムによる長期濁水問題は永遠のテーマであり、休むことなく対応をしていかなければなりません。
稚魚対策として平成22年度の『海面採補 鮎の自給調整会議』におきまして、長年の悲願である漁獲高削減の合意ができました。
僅か500キログラムですが、組合としては大きな一歩であると思っています。
採捕される稚鮎の500キログラムは、成魚1尾100グラムで換算すると166.6トンにも成り、特別採捕量の削減は、河川資源の増殖に繋がるものと考えます。
また、他方では、今日の社会における内水面組合が求められている役割が変わり始めていることを意識しなければなりません。
レクリェーションや憩いの場所としてなど河川活用が多様化しており、組合としても懐の深い対応が求められています。
組合では、河川に魚影を濃くするために産卵場整備を行うと共に、延岡淡水・渡辺さんのご協力で親魚放流や発眼卵の放流を行いました。
皆様にご協力頂いています河川清掃や、ふれあい魚釣り大会など、北川の魅力を多くの人達に伝え、みんなで河川環境保全を行ってまいりたいと考えています。
孔子の教えに「先ず行う 其の言は しかる後に 之に従う」 と唱えられています。
多様な生態系保全の先駆者・河川環境を守るエキスパートとして、100の議論より 1つの実行を是とし、 素晴らしい環境を後世に残していけるように努力を致します。
最後に、北川漁協が益々発展すること、ご出席の皆様のご健勝を祈念いたしまして開会のあいさつと致します。
マイストーン作戦決行 !!
総会終了後、昼食を済ませ、13時から、マイストーン作戦を決行・・
時折、激しく降る雨の中、デッキブラシを手に、参加(33名)した全員が、楽しそうに、でも真剣に石を磨いていました。
写真では、臨場感をお伝えできないのが残念です。
来年は、ぜひ参加してみられませんか・・