平成28年5月22日通常総会終了後、マイストーン作戦を実施しました。
当組合員、宮崎県議議会議員河野氏、大分県企業局、延岡土木事務所、北川総合支所、矢野建設よりボランティアのご協力をいただき、30名でマイストーン作戦を実施しました。
◎マイストーン作戦とは??
石の苔を食む鮎という魚がいます。鮎は、餌場を縄張りとして占有することから、さかなへんに、占めるという漢字を書くようになりました。
良い苔の育つ石を餌場としている鮎は、自分の石として守ります。鮎目線で考えるとまさにマイストーンです。また、釣り人から見て、鮎が良く着く石が、多くある場所は、絶好の漁場、つまり網代でもありマイストーンです。川を愛する人々にとって、マイストーン・マイリバーと広げていけば川が守られることに繋がります。川に関わる最初の一歩として、マイストーン作戦と命名しました。
<マイストーン作戦の様子>
今年はこのように、汚れが石にたくさん付着しており、マイストーンのやりがいがありました。
デッキブラシで磨いた後はこのように、汚れが落ち、鮎の餌となる藻が付きやすい石になりました。
今回作業を行った堀切から上流域は鮎の友釣り特別区予定箇所でもあり、友釣りをされる方達の参加があると楽しいと思います。魚を釣るだけでなく自分たちの網代を守ることも楽しみの一環かと考えます。来年こそはぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。
メディアでも自然との共生など、数多く取り上げられていて、それぞれの立場で北川を利用し、収益を上げている人達も河川を守る作業に参加されることで川の魅力を発見し人々に伝えることでお客様も増えるのではないかと考えます。
今年は、石に付着する汚れがひどく、綺麗にするには、時間がかかりました。暑い中、約2時間の作業をしていただきました。ありがとうございました。お疲れ様でした。