水を守る森を残そうかい - 北川漁業協同組合 -
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2014年6月 のアーカイブ

北川漁協と大分県企業局の合同潜水調査

2014年6月9日 月曜日

北川潜水調査の記事が下記よりご覧いただけます

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夕刊デイリー掲載記事:潜水調査について

5月30日

【潜水調査についての打ち合わせ】

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朝9:00、ホタルの宿で潜水調査の目的や場所等の打ち合わせがありました。

メンバーは北川漁協組合員5名、潜水士延岡マリンの高橋氏、大分県企業局より2名、その他、報道関係の方々(UMK・MRT・ケーブルメディアわいわい・毎日新聞・夕刊デイリー)で、本川4カ所 小川2か所 の潜水調査を実施しました。

【潜水調査の様子】

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チョン掛けでかけれる魚はかけてもらいます。

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潜水前にどのあたりを調査するか話し合い各自魚種及び数を報告してもらいました。

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高橋氏より水中撮影を行っていただきました。

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小川の熊田にいたカマキリ(アユカケ)です。

 

ウナギもいました。

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ダム下流の川底は唇珪藻や汚れで石の隙間は全くなく、河床に生息する魚類は全くいませんでした。

現認された魚は鯉・ぼら・すずき・なまず・ふな・鮎で、水中を泳ぐ魚のみが確認されました。

 

ダム下流の川底の様子です。

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これは、ダム下流にある石に付着している汚れが乾燥したものです。

ダム下流にはこのような付着物がたくさんありました。

潜水調査による結果報告

・調査地点により、水の透明度や河床の状態に大きな変化がみられました。それに合わせる様に生息する魚類の種類も大きく異なりました。

 ・本川4カ所・小川2カ所で確認された魚種は全部で24種類

24種類とは? 

アユ・ミナミテナガ・ヤマトテナガ・ハエ・ウグイ・ヌマチチブ・ナマズ・カワムツ・マハゼ・ボウズハゼ・カワヨシノボリ・シマヨシノボリ・カマツカ・アユカケ・スミウキゴリ・ニジマス・サクラマス・ウナギ・モクズガニ・コイ・スズキ・ボラ・フナ・ドンコ

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ダイバーの皆さんお疲れ様でした。


平成26年度 第65回 通常総会開催

2014年6月1日 日曜日

平成26年5月25日 日曜日に 通常総会を行いました.

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【受付の様子】

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各地区総代の皆様に受付をして頂きました。

 

 ~組合長挨拶~

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皆様 こんにちは 

本日はお忙しい中、お集まり頂き有難うございます。先程紹介を頂きました支所長小野貢様を始め、5名のご来賓を賜り、本会が開催されますことを心より感謝申し上げます。 

開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

去年を振り返ってみますと、イベント等により北川を活用した人々は多かったと思います。漁獲高としては例年の半分以下で、組合員の皆様が物足りない思いをされたのではと考えています。また12月には魚斃死などが有り、今後の影響が懸念されるところです。河川に生息する、水産動植物にどのような影響が有るのか、計り知るために、大分県企業局と生息調査を行うことにりました。下赤・八戸など、低酸素水の影響で魚が死んだ範囲について、魚や水生昆虫等の現状確認、小川との比較も含め、潜水調査を行います。また、河床に生息する、ヨシノボリや・えびなど下流域からの、くみ上げも行います。実際に魚を捕り、川辺に足を運ぶことで綺麗な水の大切さをより理解され、お互いの距離が近くなることで、北川の環境保全に活用できると考えています。懸念された出来事も、プラスに変えるための知恵と行動を惜しみません。良い報告もございます。水源の森が509.4haとなり、当初目標の500haを達成いたしました。豊かな水辺を守るには、水源の森は欠かせません。此れからも少しずつ、保全してまいります。また、宮原堰から、可動ゲート改修について相談を頂きました。その中で、大久保組合長に魚道機能としての役割も考えて頂き、清本鉄工・漁協・三者協議の中で、本体工事と別付けで、三角版を設置して頂きました。このことにより剥離流が改善され魚の溯上が良くなりました。

この一例は、事前協義により、特段経費を掛けることなく、より良いものが構築された成功例です。河川に係る工事は、自然に学び、良い水辺の環境が構築されるように、関係機関と連携して進めてまいります。24年度計画した、蛍舟も完成し、蛍を通じて河川環境保全の在り方や水辺の学習に活用してまいります。このことで組合として、地域に貢献できれば良いと考えています。北川に美しい水が流れ、魚がたくさん取れ、人々との関わりが多く、離れても心に映るような川つくりを、組合員や地域の皆様方と一緒に進めてまいりたいたいと考えています。皆様方のご協力をお願いいたします。最後に北川漁業協同組合が益々発展すること、ご出席の皆様方のご健勝を祈念いたしまして、開会の挨拶といたします。

 

  【来賓の方々】         

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左から、大分県企業局 総合管理センター長 鈴木 雅彦様 ・ 芹川・北川ダム管理事務所長 若月 保夫様 ・ 工務課ネットワーク推進監 吉用 和史様 ・ 工務課 土木施設班主幹 中野 裕祐様・延岡市北川町総合支所 支所長 小野 貢様  以上5名のご来賓を賜り、鈴木様と小野様に来賓代表の挨拶をして頂きました。

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本年度も議長を務めていただいた 矢野 仁祺 様

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最後に4期にわたり役員をして頂いた、権藤専務に挨拶をお願いしました。

権藤専務12年間大変お疲れ様でした。

  【総会の様子】

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3年に1回の役員改選がありました。

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    理事11名・監事3名の新役員が選任されました。                  

 

 多数の組合員の皆様にご出席いただき、盛会に執り行われましたこと 心よりお礼申し上げます。

 本年度の議案も すべて可決となり、皆様方のご理解とご協力の賜物と 感謝致します。

 これからも、より良き組合となりますよう 精一杯取り組んでいきます。


平成26年5月25日マイストーン作戦を行いました!

2014年6月1日 日曜日

毎年恒例のマイストーン(石磨き)作戦を行いました。

◎マイストーン作戦とは??   

石の苔を食む鮎という魚がいます。鮎は、縄張りを占有することから、さかなへんに、占めるという漢字を書くようになりました。

鮎の苔を食む石は、定められており、自分の餌場、自分の石として守ります。まさにマイストーンと命名です。

もちろん釣り人からみれば、自分の網代であり、川を愛する人々にとっては、マイリバーという感覚もある。

流域の人たちにとっては、自分にかかわりのある環境を保全しようと大きなもくろみもあわせ持っている。

このようなことがらを総称して『マイストーン作戦』と命名された。                                                               

〜マイストーン作戦の様子〜

マイストーン1     マイストーン2

マイストーン3     マイストーン1

マイストーン6

 マイストーン5   

今年も延岡土木所の方や大分県企業局の方建設業者の方、理事、総代、組合員、一般の方など多くの方々に参加して頂いたおかげで広範囲の作業を行うことができました。皆様、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。



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